こんにちは、
Atelier Aliceオーナー
イラストレーターの歓崎花鈴です。
さて、前回に引き続き
セルフリフォーム珪藻土塗り
天井を塗った経験をまとめました。
壁塗りは意外に体力が要って、大変ながらも
なんとか満足のいく結果を得られましたが
天井は・・・!

失敗したなあ(><)思うので、
もしやってみたい方は
ぜひ私の失敗から学んでから挑戦してくださいね。
もくじ
珪藻土を水で薄めない方がいい
今回、既に混ぜてあってすぐに塗れる状態の珪藻土
こちらを使っていたのですが、
壁はそのまま塗り、
珪藻土らしい感じで仕上がり
(→セルフリフォーム☆珪藻土塗りに挑戦 参照)
さて天井を塗る、となったときに考えました。
・天井は間近で目に映らないので薄塗りでいいだろう
・多少壁紙が透けても、気にならないだろう
・もし珪藻土が途中で足らなくなっては悲惨
・それに、壁塗り並みに時間がかかるのはしんどい
・水でゆるめてローラーで塗れば一気に仕上がるんじゃないか
・よし、この作戦で行こう!
という算段?で塗り始めたのですが・・・
ローラー塗りの悲劇

ローラーで塗り始めましたら、
コテ塗りより早く作業が進みます♪が、
薄めたとはいえ珪藻土。
ややもったりしているので
塗りあとがケバだって汚いのです。
それにコテのように押し付けて塗れないから
やや凹凸のあるタイプの壁紙が透けてしまいます。
でも天井だからいいかなあ・・・と思って
しばらく塗りましたが、
やっぱり毎日寝た時に見上げる天井、
これでは嫌だ!と思い、
ツールをローラーからキッチンスポンジに替えて
塗り直すことにしました。
(YouTubeでスポンジ塗りを
お勧めしている人がいたので)
が、それは薄めてない珪藻土でのおはなし・・・
スポンジ塗りの悲劇
スポンジ塗りは壁紙に押し付けて塗れるので、
壁紙が透けちゃう問題は解決!
白い天井に生まれ変わっていきます。
しかし、やはりローラーもそうですが
スポンジというのは壁から話す瞬間に
やはり珪藻土がケバだってしまう、
そしてそのまま固まるので汚い・・・
そして天井を塗っているので
自分にボタボタ珪藻土が降ってきます。
(ローラーでも霧雨のような珪藻土を
浴びましたが)
なのでこれも途中で断念し、
やはり珪藻土はコテなのか・・・と悟り
またまた塗り直すことに。
コテの悲劇

コテはやはり、壁に押し付けて塗るので
こまかな隙間が埋まり、
壁紙が透けることはなく
塗りあとは味になり、良い感じです。
とはいえ、ここまででもう夕方になっていました!
明日はお仕事をしないとなので、
今日中に仕上げてしまいたい。
だいぶ疲れていましたが
黙々と塗り直しました。
壁より塗りムラがあってもいいと、
ザカザカ塗りました。
そしてしばらくして気がついたのですが、
どうもコテから錆が出ているようで、
塗ったあとしばらくすると
赤茶っぽい色が浮き出てくるのです!
特に、ローラーやスポンジで塗ったあと
ケバ立って固まったトゲの頂点に
コテがぶつかったところが
ポチポチと汚れのように色がつき汚く、
びっくり。

この時に、気がつきました。
ああ、珪藻土薄めてはいけなかったんだ・・・!
それにコテは新品でしたから、
そんな鋼の包丁のように水分ですぐさま錆びるなんて
思ってもみませんでした。
しかも
塗ってしばらくしてから色が出てくるので
後からショックを受けるという。
だいぶ疲れていたので、
休み休み塗っていたのですが
コテが水気にさらされる時間も増えてしまい
拭き取っても変わりがなく錆色が出る。
本当は一気に塗るのがよかったのかも。
きっとプロは、この辺の珪藻土の濃度を
経験でわかっていて
さらに作業の手早さ、体力などが
まさっているのでしょう・・・
一応、これでも事前に
珪藻土を塗った人のブログとか動画を
チェックしてたんですけど
コテの錆問題には遭遇しませんでした。
改めて「コテ 錆」で検索したら、やはり!
高いけれどステンレス製のコテが
お勧めだったみたいです・・・
↑これかな。ああ、やり直したい・・・
照明周りの塗り不足
3度も塗り直していたので
珪藻土の残りが少なくなり、
「このへんは照明のカバーをつけたら
見えなくなるからいっか!」
と思って塗り残したところが
カバーをつけたら見えちゃった!
という失敗。

まあ、何もかもうまくいきませんでした〜
結論、天井はペンキがおすすめ
夜も塗り続け(疲れて休み休みですが)
終えたのは日付が変わる頃。
もう全身ガクガクに疲れてしまいました。
うまくいった達成感もなく、
もうゾンビのようにフラフラとしながら
道具を片付けてお風呂に入り
浴びた珪藻土を落とし
死んだように眠りました(笑)
結論は、天井はペンキにすればよかった、です。
・ペンキの方が珪藻土よりお安い
・そしてローラーで速く塗れる
・天井は塗る角度がきついので作業が速いに越したことはない
(疲れない)
・珪藻土で失敗すると、上から塗り直すにはまた同じ量の珪藻土が必要
・そんな大量の珪藻土が頭上にあったら大地震のとき降ってきそう?
・ペンキなら失敗しても2度塗りも容易
そんなわけで、
予算的にも、作業ボリューム的にも
失敗した場合のリカバリーを考えても、
ペンキがおすすめです・・・!
今回、私はつい
壁塗りで節約して珪藻土が余りましたので
またペンキを買ってくるのもなんだし
一気に仕上げてしまえ!と
ムボーな挑戦してしまいました。
人間、経験しないと学ばないものです・・・
後になって思えば、天井はカラーのペンキにして
ちょっと遊んでみればよかったな。
トイレのリフォームでは、天井だけ色を変えたら
なかなかよかい感じになっております。

残念でしたが・・・この経験を
次に活かしたいと思います。(いつ?)
翌日、乾いたら少し明るく見えて
ショックは和らぎましたが
案の定、寝る時に天井を見上げるたびに
「しまったなあ〜
でも塗る前より明るくはなったよね・・・」
と自分をなぐさめるのでした。

おしまい。
さあ、気を取り直して
次は畳替えのお話をしたいと思います。
お楽しみに。
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