こんにちは!
Atelier Alice オーナー&イラストレーターの
歓崎花鈴です。

趣味はセルフリフォーム。
お仕事の合間に、
古い一戸建てのプチリフォームをしています。
今回は、二階の和室の壁の珪藻土塗りに挑戦。

二階の角部屋で西陽があたり、畳もカーテンも焼けてます。
壁はやや黒ずんでいますし、前に置かれていた家具などの跡も。
もくじ
★珪藻土ってどのように「良い」の?
珪藻土に昔から憧れていました。
天然素材なので、シックハウス対策、
アレルギーのある人に良いそうです。
塗り跡の風情もあるし、何より調湿作用があるので
なんと、窓が結露しなくなるとか。
確かに、
少し前に珪藻土バスマットを買ったのですが
すごい水気の吸い取りぶりで、乾くのも早いしで
布マット洗濯いらず、とても重宝しています。
これが壁になったら、どれだけ梅雨が快適か・・・!
たとえうまくいかなくても
爆発することはない!と
思い切って挑戦してみることにしました。
以前、壁紙の上からペンキ塗りをしたことがあるのですが、
珪藻土はやはり
ペンキよりもずっと時間がかかり、
簡単なようでいて、大変でした・・・!
そこで、忘れないうちに、
素人が失敗から学んだ小さなコツを
まとめたいと思います。
先に申し上げますと、こんな感じ。
- マスキングテープは巾木を覆える幅のものを買う
- 養生テープ、マスキングテープは
壁から珪藻土の塗りの厚みを考慮して
2〜3ミリ離して貼る(空け開けすぎても塗り潰しが大変) - 家族(特に子ども)に、乾くまで触らないで!と言っておく。
- 薄塗りをするのは素人にはきつい。
(こんなたくさん塗るのだろうかと思うけど)
たっぷりめに珪藻土を購入 - 壁紙の上から塗る場合、剥がれているところを
接着剤やタッカーなどで留めておく。 - 珪藻土を取り出すのに、いらないお玉とかしゃもじとか用意
- けっこう体力を使うので、おやつとか軽食、水筒も用意。
長い時間かかるので、BGMなども。 - 私はいきなり一部屋塗ってしまったけど、
狭いところ(収納の中とか一角)を塗ってみてから
お部屋にチャレンジ、の方が
気をつけるポイントがわかって良かったかも。 - 養生テープ・マステは珪藻土が乾き切る前に剥がす
手順追いながら、詳しく解説していきます。
★準備するもの
- 珪藻土(混ぜてあるからすぐ塗れる!珪藻土)×2:Amazonで購入
- コテ(ホームセンターで購入)
- バット(うちにあった、食器の水切りで使っていたもの)
- 隅っこやなどを塗る用に小さいハケ、筆(古い油絵の筆を使いました)
- マスキングテープ×2〜3個(ホームセンターで購入)
- 養生テープ(ホームセンターで購入)
- 接着剤やタッカー(壁紙の上から塗る場合で剥がれててる部分がある時)
- 手袋、汚れても良い服装、ウェットティッシュ、雑巾など
- スマホはラップで包んでおきましょう
Amazonのリンクを張っておきます。
マスキングテープ、養生テープも
セットになっていたりするので、
まとめて買う方がお安くなるかも。
ホームセンターの方が
マスキングテープは高かったです。
うちは、2階で乾燥気味の部屋だったので
そのまま壁紙の上から塗りましたが、
湿気のある部屋だと
後からカビが生えてくるかもしれないので、
壁紙を剥がしてから塗った方がいいかもしれません。
綺麗に剥がすのはとても大変なのですが
(経験済み)
珪藻土ならモコモコ塗れるので
剥がし跡が汚くても大丈夫かも。
剥がした後や、砂壁の上から
ペンキや珪藻土を塗りたい時は、
下塗り剤 が必要です(経験済み)
*地味だけどこの辺の事前準備が成功の鍵ですね・・・
★塗る前の養生をする

早く塗りたいところですが、養生が肝心です。
そしてひと部屋養生するのは
意外に時間がかかり・・・!
(1ヶ月前に養生だけしてから仕事が忙しくなり、
そのまま放置しておりました。)
養生テープでドアや窓枠などを覆うのですが
↑こう言うビニールがついたテープです
これはビニールの幅が広いのがおすすめ。
窓やドアをすっぽり覆えます。
珪藻土はペンキよりはもったりしていますし
うっかりはねてもすぐに水拭きすれば落ちますが、
それを気にしないで塗れると効率がいいです。

コンセントなどの細かいところ、
天井と壁の境はマスキングテープを貼りました。
意外と使うので、1個では足りなかったです!
2〜3個はあるといいと思います。
そして、間違えて
幅の細いのを買ってしまったのですが
ぜったい2〜3センチくらいの幅の方がいいです。
巾木を覆えるくらいのサイズを選びましょう!
塗る時はみ出してしまって、ほんと苦労しました。
実は私は養生を一回やり直しました!
珪藻土を塗る場合、素人ですので厚塗りしますよね
(プロは薄く塗れる)
その厚さを考えて壁から2〜3ミリ空けて
テープを貼らないといけなかったんです。
これは最大のポイントかも・・・・!

★いよいよコテで塗っていきます

バットに重くなりすぎない程度の量を移し、
塗っていきます。ドキドキです。
匂いは、ちょっと塗料っぽい匂いがします。
まずは、クローゼットと出入り口の間の狭いところで
慣れてみようと。

珪藻土はジャリっとしていて重みがあるので、
ペンキよりずっと手が疲れました。
でもケーキの生クリームを
デコレーションするような楽しさ。
コテ使いはやってると
自然に浮かせ方など分かってきます。
塗ってすぐ固まるわけでないので、
程よい塗り跡になるよう、いくらでも調整できます。

こんなに明るくなると思うと、仕上がりが楽しみ。
ここでまた反省点。
珪藻土が足らなくなるのはやだなあと思って
薄めに塗ったので、時間がかかり
珪藻土を塗り広げるのに力を使うので、
疲労感が半端ない・・・
手伝ってくれる旦那様でもいたら最高でした。
黙々と一人で塗りましたので、
なんか修行チックでした^^;

この一面壁の面積の広さよ。まだ乾いていません。


ほんとうにほんとうに、くたびれましたが
やはり部屋が明るくなりました!
乾いてくると塗りムラも気にならなくなり・・・
よくやったなあと達成感。

乾くまでに時間がかかるので、
触らないように!と子供に言っておくのを忘れて
気づけば手をついた跡が入り口付近に・・・!
周知が大事です!
★養生テープ・マステを剥がす
ペンキは乾いてから養生を剥がしてもいいのですが、
珪藻土の時は乾く前に剥がすそうです。
乾いてしまってからだと、
剥がす時に付近の珪藻土がバラバラと崩れて
汚くなってしまうかも。
この辺のポイントからして、素人は珪藻土の2度塗りは
しないほうがいいなあと思いました。
さて、とても疲れましたが、素人ながらよく塗れたなあと
満足・・・でもまだ苦労はこれからでした。
天井です。
壁がきれいになると、天井と畳の汚さが際立ちます。
長い記事になりましたので、天井は次の記事にまとめたいと思います。
お楽しみに。
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